その@ ご飯をきちんと食べる |
ご飯は食生活の土台です。きちんと食べることが大切です。きちんと食べないと甘い菓子類
やジュース類などが欲しくなりす。また、ご飯を主食にすれば、副食も季節の野菜や魚介類な
どよい内容になります。
パンの常食は避けてください。パンはよほど選ばないと砂糖や油脂類だらけのお菓子のよう
なものです。しかも、イーストフード、乳化剤などの食品添加物の心配もしなければなりませ
ん。副食も季節に関係なくサラダ(ドレッシングかマヨネーズ)、目玉焼き、ハムエッグなど
油脂類だらけになってしまいす。パンはせいぜい日曜日の朝程度にしたいものです。
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そのA 液体で満腹にしない |
赤ちゃんは、歯がないからオッパイ 〈液体)で満腹にするしかありません。しかし、歯がは
えたら食べ物はきちんとかんで食べることが大切です。かむ必要のない液体で満腹にすること
はよくありません。炭酸飲料水、乳酸菌飲料水、ジュース類、スポーツ飲料、牛乳などはやめ
ましょう。また、このような飲み物を飲んでいると食事がとれなくなってしまいます。飲み物
は、水、番茶、ほうじ茶、麦茶、薬草茶、緑茶などカロリーのないものにしましょう。
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そのB 未精製のご飯を食べる |
ご飯は、胚芽米、分づき米(7・5・3)、玄米など未精製の米を常食しましょう。胚芽米
はやや白すぎる感じもしますが、家族全員で食べやすいのがよい点です。もちろん、電気炊飯器
で炊くことができます。分づき米は、3、5、7と白くなります。精米器の置いてある米屋さんに
注文すれば搗(つ)いてくれます。電気炊飯器で炊くことができます。玄米も大変によい主食で
す。電気炊飯器でも炊くことはできますが、美味しく食べるには圧力釜で炊くことになります。
家族全員で食べ続けるにはやや難しい面があります。また、米に雑穀や麦類などを入れるのも大
変によいことです。いずれにしても、家族全員で食べられるものを常食しましょう。
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そのC 白砂糖の入った食品は食べない |
白砂糖、異性化糖(ぶどう糖果糖液糖)などの入った菓子類〈クッキー、ケーキ、アイスク
リームなど)、飲料水(乳酸菌飲料水、炭酸飲料水、清涼飲料水など)は極力食べないように
しましょう。
料理に甘味をつける場合も白砂糖は避けて、黒砂糖、日本酒、みりん、ハチミツなどにしま
しょう。ただし、黒砂糖やハチミツなどは使いすぎないようにしましょう。
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そのD 副食は季節の野菜を中心にする |
副食は季節の野菜、海草、いも類を中心にします。動物性食品よりも多く食べるようにしま
しょう。春は、セリ、ウド、フキ、ワラビ、筍などどちらかといえば「アク」の強い野菜。夏
は、うり、きゅうり、トマト、レタスなど水分の多い野菜。秋は栗、いも、米、麦、きのこな
どを中心にします。冬は、レンコン、にんじん、里いも、ごぼう、大根など「根菜」を中心に
しましょう。季節に関係なくサラダ(生野菜)ばかりというのは好ましくありません。
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そのE 動物性食品は魚介類を中心にする |
動物性食品は魚介類を中心にしましょう。魚介類の選び方は、色(白身、赤身、黒身、青身)
で選ぶのではなく、値段で選ぶのが賢明です。一般に高価な魚ほど薬漬けの可能性が高くなり
ます。安い魚に薬を与えてまで養殖する人はいません。安い魚ほど、安全性は高くなります。
その他、動物性食品は卵程度にしましょう。肉類や食肉加工品 〈ハム、ソーセージ、ベーコ
ンなど)は極力減らしましょう。
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そのF 揚げ物はひかえ目にする |
現在の食生活はあまりにも油脂類が多過ぎます。天ぷら、フライなどの揚げ物類はできる限
りひかえましょう。油脂頚は、炒め物、ドレッシングくらいにしましょう。
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そのG 醗酵食品をきちんと食べる |
みそ汁、漬け物、納豆などの醗酵食品を常食するようにしましょう。とくに、ご飯、みそ汁、
漬け物という〔食生活パターン〕は最高の組合せです。みそ汁は食塩水ではないし、漬け物は
塩の塊ではありません。むしろ、乳酸菌の塊と考えるべきです。これほど素晴らしい整腸食品
はありません。できれば、きちんと発酵した質のよいものを食べたいものです。
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そのH できる限り安全な食品を選ぶ |
神経質にならない程度に、できる限り安全な食品を使うようにしましょう。
せめて、調味料くらいはよいものを使いたいものです。
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そのI 食事はゆっくりとよくかんで |
食事はゆっくりとよくかんで食べる習慣をつけましょう。口のなかに食べ物が入っていると
きは、飲み物はひかえましょう。かむことは、食べ物を細かくするだけではなく、歯ぐきを丈
夫にしたり、脳の血流をよくしたり、非常に大切な働きをしています。楽しい食卓も忘れずに。
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